詩人:そほと | [投票][得票][編集] |
詞・曲 そほと
枯れたススキに夕日がかかり
すれた下駄で小石をける
仲間はずれにされた日は
小川にかかる丸木橋
落っこちそうになっちゃった
絣の着物ほころびていて
ケンカしたのばれちゃうかな
涙の跡は消えたかな
また泣かされてきたんだね
なんて言われちゃ嫌だもの
仲間はずれの村八分
また泣かされて帰り道
ほっぺの傷はどうしようかな
ころんだって言っちゃおうか
それとも枝にひっかけて
こんな風になっちゃったの
何て言い訳しようかな
お家が見えて来たんだけれど
足がなぜか重くなって
無駄な事だと思っても
家まで続くこの道を
斜め斜めに歩いてゆく
仲間はずれの村八分
また泣かされて帰り道