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そほとの部屋


[224] 帰り道
詩人:そほと [投票][得票][編集]

                 詞・曲 そほと

枯れたススキに夕日がかかり
すれた下駄で小石をける
仲間はずれにされた日は
小川にかかる丸木橋
落っこちそうになっちゃった

絣の着物ほころびていて
ケンカしたのばれちゃうかな
涙の跡は消えたかな
また泣かされてきたんだね
なんて言われちゃ嫌だもの

仲間はずれの村八分
また泣かされて帰り道

ほっぺの傷はどうしようかな
ころんだって言っちゃおうか
それとも枝にひっかけて
こんな風になっちゃったの
何て言い訳しようかな

お家が見えて来たんだけれど
足がなぜか重くなって
無駄な事だと思っても
家まで続くこの道を
斜め斜めに歩いてゆく

仲間はずれの村八分
また泣かされて帰り道

2009/02/24 (Tue)

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