永遠なんて存在しない君が綺麗だと言ったあの花もやがては枯れて土になる永遠なんて存在しない君が好きだったあの景色もやがては姿を変えていくだろう永遠なんて存在しない君が語ったあの言葉もただ冷たい空気に溶けて消えていった永遠なんて存在しないただ君と過ごしたわずかな季節の中で永遠を信じていたこと永遠でいたいともがいたことはきっとぼくの心に残るのだろうそんなちっぽけな想いの方が今のぼくには永遠よりも重く感じる
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