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廸の部屋


[19] sometimes like pearls
詩人: [投票][編集]

どうもしないよって
いい加減にひるがえして
きみのターン

愛が愛を呼んでも
こころが拒絶する
ほんとうのこと見て見ぬふり

縛られたいビョーキ
逃げてるようで
実は自分で追いつめている

深くふかい闇の奥に
せまく狭い壁の隅に

そこかしこに刻んだ
傷あと撫でながら
痛みをたしなむよう

きみは癒されたがる
癒されたがって途端に
また傷つきたがったりする

...わからずや。

ときには真珠のように
殻のなかで眠って
その輝きを潤して

そしていつかもう一度
2人めぐり会う日まで
いま背中あわせのイトマゴイ

2015/04/18 (Sat)

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