詩人:麦 | [投票][編集] |
いつかは誰にでも
確実に間違いなく
平等に終わりの日がくる
どこの誰にでも
隠せない真実の
無差別な初まりの日がある
(なにもなくならない)
(なにもふえたりしない)
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自動車事故で亡くなる人が零になりますように。
人を殺すひと、ひとに殺される人が零になりますように。
災害で亡くなる人が零になりますように。
いじめる子、いじめられる子が零になりますように。
苦しんでる人、自殺する人、、が零になりますように。
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「生命(せいめい)についての一考察」
生きていた人が「死」に、肉体が焼かれ骨になり、
灰になる部分は灰になり、水分は蒸発して大気に溶け、
空洞は空間となり、呼吸は風となり、心は・・・。
(何も無くならない)
元々溶けこんでいた(生)が白と赤の(生)と交じり愛、
一つの「生」として顕れる。元々・・・。
(何も増えたりしない)
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人口が1000億になっても、
人口が0になても、
生命は、無くならないし、増えたりしない。
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愛し合って喜び合って幸せである人が、
いつまでも無限でいられるように。
平和を無限に出来るように。
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みんな
それぞれに
使命があって
その人だけにしかない
使命があって
みんな
それぞれに
始めも終わりもない
この一瞬に
命を使っている
そして
この一瞬は
いつも
永遠で
全てと
一つなんだ
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ある時(縁)は、
灼熱の恨み檻の中・怒りの血の河に溺れ・絶望の剣山を這いずりまわり・・
身も心も絶え絶えに、何一つ希望もなく・・
ある時(縁・縁)は、
この世の無常に悲しみを感じ、真理の探究に努力し、
学術・芸術に勤(いそ)しみ世を益さんと生き
ある時(縁)は、
人として人を愛し人の道を歩みゆき、
平和を祈り、和楽を祈り
ある時(縁)は、
欲望にまかせて、快楽の度を越して命を苦しめ
ある時(縁)は、
争いを好み、外面は礼節を装い
内には人を妬みて引きずり落とそうとする歪んだ命
ある時(縁)は、
苦しむ人々のために、自らの身命を惜しまずに使い
ある時(縁)は、
一時の喜び・楽しみに生きて
ある時(縁)は、
つよき者には媚び、よわき者をば脅し
ある時(縁)は、
これらの命は 全て自身に具わる命
これらの命こそ自身の命
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西の外れの黴臭い奥の部屋
古ぼけた一つの箪笥(たんす)
二段目の引き出し
古くなった着物の下の箱の中
婆ちゃんの形見の手鏡
楡の木の赤銅色の縁
透き通った銀の鏡
満月の夜
月明かりの下
鏡を月が映るように向ける
月の光が部屋の中を
薄ぼんやりと明るく照らす
向こう側に居る自分は
外の世界に揉みくちゃにされ
ボロ雑巾の様に草臥(くたび)れていた
投げ出したい 遣り切れない
逃げ出したい 行き場がない
そんな時
ここに来て
月明かりの中に浸っている
月の明かりは
向こうに居ると思っていた自分を
こっちに引き戻してくれて
優しく癒してくれる
鏡を覗くと月の姿は
いつも優しかった婆ちゃんの笑顔になる
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本来なら
・トン・トン と鳴るところを
叩くところが少しズレている為
・チン・カン と鳴ってしまう。
近所の人も気付いてるのかな(恥ずかしい)
微妙な音程のズレ、
不協和なリズム、
背中の痒い所を掻いてもらうとき、
少しズレてると、
かゆさが百倍になってムズムズと成る感じ・・
分かるかな・・
かゆいのだったら、本人だけでいいけど、
・チン・カン は近所の人も聞いてるし・・
トン・チン・カン
トン・チン・カン
今日も 夜な夜な 練習をする。
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少しフ思議な、フに落ちない、フ確かな事。
@何故、色が違う二つは合わさっているのか
A何故、色が同じの二つは反発するのか
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鬼灯もホオズキ 鬼灯もホオズキ
秋たら赤く赤くいなくなる 秋が来たら赤く赤く実が成る
色がなければ 色が付けば
まことそうなる 誠、実が成る
まことないから 誠、有るから
やがてそう成る やがて実が成る
赤く赤く 赤く赤く
怒らせて 実らせて
怒らせ方を 実らせ方を
こころえて 心得て
鬼灯もホオズキ 鬼灯もホオズキ
同じ色なのは 赤い色なのは
そのわけか そのわけか
早く来ないか 早く来ないか
ほおずきの秋 ほおずきの秋
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鬼灯(ほおずき)
ーーーーーーーーーー
逆なのかな・・
鬼灯のほうが
手折られたのかな・・
違う色なのは
そのわけか
わからない・・
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昔々から
人は、
人が微笑むのを見て
微笑んだ
東北の大詩人じゃないけど
木霊じゃなくて
みんな
でも、
何故そうするのか
分かれ道の基点は
心の向きによって違っていて
みんな違っていて・・
(大詩人みたいには言えなくて)
みんないいとは言えなくて。
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空に向かって怒鳴りたい。
でも、怒鳴らない。
たただ、あ汗 汗が で出るんだ
シャツがいくらあっても足りないんだ。(ちょっとオーバー)
せめて、東北の地だけでも、 と
祈る。
頼む、頼むから、。
負けたくない。
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「後出しジャンケンで勝って下さい」
一つのゲーム
ボクがパーを出したら、後出しでチョキを出す。
殆どの人は、チョキを出す。
でも、何人かの人は、グーを出したり、パーを出したりして
ニコニコしている。ボクも笑顔を返す。
(いいんだ、できなくても。かつことがもくてきじゃないから)
(つづける。つづけることが、ちからになるから)