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麦の部屋


[40] 想蔵
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螺旋の月
白い月

裏側にまで、その細い腕を伸ばして、
何かを探している 思案顔。


めぐる細胞
無限の螺旋

仮に合わせ、限度有る「一つ」にな(生)って、
ーー想蔵ーー
合を解いて、限度無い「一つ」に還る 至安(闇)果於。


「想蔵」に何を入れたのか で、
還ったとき「一つ」が違う。


螺旋の想い
「一つ」の「想蔵」














2010/10/12 (Tue)

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