詩人:麦 | [投票][編集] |
−あんなにおっきな木になるまでには
いろんな事があったのだろう−
僕は知らなかった。
香樟が大変な時期を経ている事。
香樟は、大風にも倒れず
寒風にも負けずに
立っていた。
僕は何も知らずに
香樟のつくる輪を見た。
。
柵が一つ
こんな所に落ちてるなんて
あの頃には、想像出来なかった。
順調な時には、予期できなかった事。
(続けること)
(変わること)
(中身は、どうなの)
こんだけやれば、いい、と言うことではなかったみたい。
八風に侵されない命。だったのか、どうなのか。
。
自分で(一人でだけじゃないけど)つくった、
一つの知恵の輪。
やっと外した。(遅かった?早かった?)
今、もう一個
つくってるところ。
。
香樟の大木は
今もスクスクと
育っている。