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閉じかけた君の瞳は
何に怯えてるの?
またしらぬまに
硝子の破片を探して
割れた硝子の靴じゃ
王子様は迎えに来ないってことを
君は知っているのかい?
何度も何度も巡り合わせ
何度も何度もくっつけて
赤く綺麗な血
ぼろぼろの手も疲れはてたのよ?
何度も何度も貴方を思い
何度も何度も巡り合わせた
赤く綺麗な血
また自分に浸ってる
自意識過剰な私だから
今日も貴方を思って待ってるわ
自分で壊した硝子の靴を
今日も一人で巡り合わせる
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あなたが喜ぶから
僕はいつまでも
歌い続けるよ
あなたが望むから
僕はいつまでも
夢を追い掛けるよ
あなたがいないから
僕はいつまでも
うごきだせない
あなたがいたから
だから
僕は生きてた
いなくなった今
僕はなにもの?
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長い髪を
あなたは好きと言った
襟足前髪
あなたは好きと言った
髪を切った
僕を見て笑った
坊主の頭が好きだと
触ってくる
また伸びてきた髪を
こんぐらいの長さが好きという
あなたは僕のすべてが好きなんだね
でもあなたは
もう笑ってくんない
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PSPほしい
弟の口癖だ
母は困った表情で
誕生日まで待っててね
一ヶ月前からの聞き慣れた二人の会話
正直俺も欲しかった
ある日
学校の友達が安く譲ってくれた
PSPほしい
誕生日にね
またいつもの会話
なぁ、兄ちゃんPSP貰うんだけど貸してやろーか?
軽い気持ちで言った一言に弟は喜んだ
少し俺も迷った
次の日
少し迷ったけど弟に1番に貸してやった
弟は冷蔵庫からジュースをもってきた
「これ、あげる、ありがと兄ちゃん」
おそらく給食に出たジュースだろう
たかがジュースだけど
給食の時俺の為に我慢したのかと思うと
なんか恥ずかしくて
迷った俺が馬鹿みたいだった
純粋な瞳はなぜか俺には嬉しくて
なぜか涙があふれた
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昨日に戻れたら
もっと君を笑わせて
もっと君を幸せにして
ずっと君と一緒にいられたのかな?
戻れないもの程
なんでこんなに
欲しがるんだろう
過去 今 未来
僕は
もっと君を笑わせる
もっと君を幸せにする
ずっと君と一緒にいる
って誓ってみせる
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夜
公園で
タバコと缶コーヒーもって
座ってみた
なぜか公園が寂しく見えて
子供がいないと
寂しいっていってる
って
甘いコーヒー飲みながら
考えてる
まだ餓鬼な俺
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あなたはそれを
笑うから
僕は頑張った
変顔すると
笑うから
いつもいつもいつまでも
あなたが笑うなら
変顔するよ
だってさ
お前の笑顔
可愛いじゃん
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いつも
中学の帰り道にみんなで食った
カップラーメン
公園にたまって
冬はつゆまで飲んで
俺等をはげましてくれた
たかが100円のラーメン
しあわせって
値段じゃねーな
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人の評価かがきになる
なんでだろ
飾りつけて
点数もらおうとしてる俺
違うんだよ
本当は
素直に率直に
着飾ってなんかいらんない
だから
素直になんなきゃ
がきだっていい
がきの方が着飾んなくてすむ
だからもっと
もっともっと
貴女に伝えたい
何も飾りの無い一言を
「ありがとう」