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soulの部屋  〜 新着順表示 〜


[43] オペレート
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普遍を不平と嘆いたところで
結局は元に立ち還る
時間ってやつは感情も無く過ぎていくし

『変わらない』では無く『変える』
分かっているけど
結局は変化を待つだけなんだ

あぁ心と体が繋がらないんだ
調子はどう?
『オールレッドゾーン』

普遍を不平と嘆いたところで
結局はまた堂々巡りで
受け流すことを覚えました
時間を楽しみたいだけですけど

変化を感謝したところで 結局は自分は何も変わらない
『変わる』という意義
ようやく見つけました
世界は明るい様です

あぁやっと
心と体が繋がったんだ
調子はどうだい?
『オールグリーン』

ようやく世界は廻りだした

2004/01/07 (Wed)

[42] 風塵
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疾風鋭く
乾いた空気切り裂いて
イカレた時代を貫いて
感情も
感覚も無い
無機質に
ただ
無機質に
全てを
次は誰の心
舌打ち軽やかに
突き進む激情
その先にある答えとは

2003/12/22 (Mon)

[41] 思い上がり
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顔上げりゃあ
いつもの景色
たいがい飽きてきました
自分が動かないと変わるわけもない

空見上げりゃあ
いつも通りの太陽
雲がかかりそう

僕の気分は曇り続き
明日も多分

そりゃあ
いつだって時間は進んでくし
止まってばかりはいられません
かといって
『前しか見ない』
なんて言えるタチでもないんだ
僕は

下らないTV
政治家は明るい言葉吐いて
へつらって
国民にご挨拶

僕だって人の事言えたもんじゃないけどさ

皆将来不安で
そりゃあ
見切りもつけられます

たまには
僕だって
そのにやけ面に風刺

全て壊しちゃって
蛇足歩行で安心を

ほら見ろ
未来は明るい

2003/12/20 (Sat)

[40] 白と感情と追憶と
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昨日は雪が降りました
今日も雪は降り続いてます

どうりで寒いわけだ

人は嬉しそうに談笑してます

僕はただただ
空から降る白に
目を奪われてばかりで
そのくせ興味ないフリしてみたり

歩く舗道
降り積もる雪は足跡を消して
全て悲しみさえも無く
全て消していくから
僕も消されてしまいそうな気分になって
友達には少し笑われてしまいました

こんな
綺麗な白を見ていると
昔を思い出します
自分でもとっくに忘れた記憶

ふと思い浮かぶ顔
ふと思い出す会話

冬は何故か懐かしい匂いがします

歩く舗道
降り積もる白は足跡を消していきます
恋人達は嬉しそうに手を繋いで
子供達は楽しそうに雪をぶつけ合って
僕は笑って
また昔思い出して

今年の雪は僕に
また違った顔を見せてくれました

2003/12/20 (Sat)

[39] 自己防衛
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この声
この腕
この温もり
この鼓動
この喜び

昔からあるもの

その躰
その仕草
その冷酷さ
その悲しみ
その強さ

僕に無いもの

それを欲する度
滲み出る
この感情は
僕には少し酷だから
少しの間
思考回路の奥へと

僕の自己防衛

感情を抑える
二つの手段

所詮は矛盾の固まりですから

2003/12/20 (Sat)

[38] 泳げない魚
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光はここには届かないだろう
ただ雨だけが降りつける
明日には雪も降り始めるだろう
無機質な悲しい純白で
ここを埋め尽くすのだろう
感情さえも消して

優しく風は僕の心を貫いて
優しく言葉は僕の心を砕いてゆく

もう何も視えやしないし、何も聞こえない
その眼で僕を見ないで下さい
感覚を失くしてゆく

粉雪は私を無機質に沈めて
ただ光に憧れて
手を伸ばそうと
必死にもがいてる
でも
もう遅いんだ
身動きもとれやしない

もう何も感じないし
何も分からない
永遠にきっと

僕には何も無いなんて
本当は始めから知ってたよ
ただ認めたくなかっただけさ

優しく風は僕の心を貫いて
優しく言葉は僕の心を砕いて

優しく粉雪は僕を深く沈めて

永遠に感情を失くして泳ぎ続ける
僕はきっと

光はここには届かないさ
ただ無機質な粉雪が降り続けるだけ

沈んでいく
深く
優しく

2003/12/06 (Sat)

[37] Drive
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僕の進むトコロ
あらゆる嘲笑
楽ではない
ただ
僕が見つけたい
大事なものがあるから
遙か遠く
未だ見えない明日へと

2003/11/23 (Sun)

[36] 3:46 AM
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あらゆる物が溢れて
満たされているはずのこの世界で
これ以上に何を求めているの?

はき捨てるほどの物があるのに
何故無駄に作ってしまうの?

この殺伐としたデジタルな世界で
君は本当に生きているの?
それは君の意志?

終わらない自問自答
どれだけの問いがあっても
まだ答えは出てこないんだ

まだ分かってないから
分かったフリしてるだけで

僕は生きているの?
生きているよ
確かに今

まだ夜明け前

この満ち足りた世界で生きているという事
この満ち足りた世界で
単純に
でも切実に僕たちが
生きていくという事
僕たちが進んでいるという事

2003/11/10 (Mon)

[35] 才能
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一つ種を落としてみた
荒れた大地に

いつまで経っても咲きやしない
水も無いし

いつの間にか忘れてた
忘れたかったのかもしれない

咲かない事を知り

自分の気まぐれで落として
やっぱり咲かなくて
勝手に諦めて
勝手に見捨てた

見捨てられた花は
咲き乱れることを望んだだろうか

忘れられた花
今咲いているだろうか

もう知る術はない
探してみたけど見つからない
もしかしたら
あの花は僕自身だったのかもしれない

2003/11/05 (Wed)

[34] 回想
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終わらぬ回想
止まらぬ戯曲
変わらぬ風景

夢は夢のまま

終わらぬ回想
下らない喜劇
止まない雨

まだ夢は夢のまま

終わらぬ回想
消えない幻想
焼き付いた風景
目に見えぬ後悔

気づけば夢は終わり
風化していくだけ

2003/11/03 (Mon)
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