いつから
孤独を知った?
考えるより先に
全て何かの所為にして
いつから
僕は僕だった?
もうそろそろ
後付けの理由に飽きたところだ
暑さを嫌うあの人達は
冷たいトコロへ
逃げ込んでしまった
触れあうことを
恐れてしまった
目に見えぬ温度が湿っていたからだ
交わり合うことを
恐れてしまった
それは
目に見える温度が乾いてしまったからだ
撒き散らした幸福論が
空に舞い上がる
瞬間
彩られた風に乗って消えてった
当たり障り無い
視想を両手いっぱい抱え込んで
惰性という感情論を背に
彼らは笑う
2004/07/04 (Sun)