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soulの部屋


[119] 郷愁
詩人:soul [投票][編集]

感傷ほどほどに
何をするでもなく
この景色を
見ていた

絶えず移りゆく
流れに委ね
変わりない
感情を手に

いつか
歩き続けていた
懐かしい色も
やはり
移ろいで

いつか
探し続けていた
柔らかな音も
やはり
流されていて

律儀な秒針は
未だ止まることを
知らない

まるで夢の様な日
その情景の中に
もう僕は居ない

2004/07/10 (Sat)

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