詩人:soul | [投票][編集] |
炭酸が音を立てて抜けてって
それと同じくらいにあいつも出てって
気づいたら
空っぽ部屋の中
気の抜けたサイダー1本
ぼく一人佇んでいた
相づちのない会話が続いて日が暮れて
言葉無くした頃に夜がやってきて
空っぽ部屋の中
気の抜けたサイダー1本
ぼく一人佇んでいた
泡の中 肺呼吸 上手く泳げない
頭ん中 気が抜けて 上手く動けない
色の無い会話が夜を連れてきて
不思議な窓から今日がやってきた
空っぽ部屋の中
気の抜けたサイダー1本
ぼく一人佇んでいた
炭酸が音を立てて抜けてって
同じくらいに皆消えてって
空っぽ夢の中
気の抜けたサイダー1本
ぼく一人佇んでいた