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soulの部屋


[186] 無い
詩人:soul [投票][編集]

声が響いた
人が群がる
明るい言葉
怖くなって
耳を塞いだ

鏡に映して
覗いた視界
そこに映る君は誰だ

意味は無い

アルバム開けば
無邪気な笑顔
その世界に
僕はもう居ない
気付いていた

それで良い

道は無い
進んでいるのは
ただ止まらないだけで

未来は知らない
生きているのは
ただ死にたくないだけで

例えば詩を書くことも
理由は無い

見つけた世界は
満ち足りた空虚

2004/10/24 (Sun)

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