薄れゆく真実と不実の境界で 探し続けるのは自分の在りよう 目を閉じて夢に縋るのは 知らぬ間に崩れる自分を恐れているから 光で手を透かした 太陽の暑さに溶けて消える 透明な風景の中で 現へ繋がる夢を見て 一つの世界が終わる様に花が落ちた一つの世界を蘇らせた忘れかけた思い出絶え間ない日常の一こまの情景薄れゆく真実と不実の間今日を生き抜いた僕は目の前の風景に何か足らぬままで手にした全てに何か足らぬままで
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