ゆっくりと幾つも 日々を見ていた 地平に溶ける赤を 見ていたの 変わり無いものは無いこと知っていたはず 目に見えない何かを 信じてしまったの 風見鶏は空を見上げたままで 舞い上げる片道の羽は使い切ったらしい いつかの願いもその内忘れていくのでしょうか 煮え切らない感情を抱えたまま 見ているの ゆっくりと日々を 幾つも幾つも
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