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soulの部屋


[253] 何も知らないままで
詩人:soul [投票][編集]

目を開けて
まるで世界が終わりそうな美しい風景
何がしたかったのかも忘れて
ただ立っていた
僕は逆流して
水のないプールで泳いでいた

空を飛ぶ様な錯覚の中何処からか
幸せと歌う声が聞こえて
容易く全部一つになった
時間が止まる

薄っぺらい紙で形を作った幸せは
だんだん尖っていって
僕の身体に突き刺さる
僕が誰のかさえ知らないままで
僕は空に溶けてった

2006/03/18 (Sat)

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