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soulの部屋


[260] 午前二時の空想
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陽が落ちて
感情が浮遊
夕焼け風景の中
風に浚われて
僕は空から世界を見ている

軽はずみな創造で
作り上げた数々の空虚は
予想以上に速さを増して
美しく崩れていったんだ
緑色の雨が騒やかに流していくのを見ていたんだ

たかが数文字の裏側を探して
影踏み遊び
暗闇に存在を薄めて
曖昧に浮かんだ景色の色は
いつの間にか忘れた

陽が落ちて
感情が浮遊
夕焼け風景の中
風に浚われて
僕は空から世界を見ている

独りで

2006/05/03 (Wed)

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