貴方のそんな事と
私のそんな事は
違うものよ
あんたなんかには
私の気持ちは
わからないって
あんただって
私の気持ちは
わからない
棚に上げ
ヒステリックな分
愚かさを露呈したね

この私が
思わず泣きを
入れそうになる程の
際立つ戦慄さえハシる
痛みを知っている

何度恨んだか知れぬぞ
安穏としてやがる
私が喉から
ドス黒い悲鳴を上げ
心臓よ
止まるなと
懇願や呪いの言葉さえ
吐いておったその時に

知っているか？
なぜ自分だけが？
…と
問うむなしさを

頭ん中は
ですめたる
かわゆく
ぴくぴくするから
つんつん
つついてちょ

花が咲いてるの
はっぴぃふらわー
きりきり舞うからね
かしゃっと
写真に撮って？
優雅に‥たーん！

心ん中は
ですぞんび
ぴこぴこ行くよ
くるくる回るの
えへへ…
ばれりーな(^з^)Chu

パパはお金で
私が幸せになれると
思ってるのね
そんな
娘を望んだの？
そんな
娘に育てたの？
ごめんなさい
ご期待にそえなくて

夏の夜と言えば祭り
星がキラキラ
人工的に散りゆく
私は運の悪い女
見たくないものを
見てしまう天才
子供を抱えた貴方
あゝまちがいよ
それは誰の子なの？
人形なんじゃない？
親戚の子なんでしょ？
誘拐よ！
目を見開いて驚く貴方
これはいやがらせ
これは愛情
認めないわ
許さないわ
こんなに愛してるのに
貴方は
他に向けるというの？
近づく者は抹殺するわ
子供も容赦しないわ
手始めに
死んでもらうのよ
燃え盛る嫉妬消火不能
私にやさしく
してくれたじゃない？
強く肩を抱いて
くれたじゃない？
微笑んで
くれたじゃない？
その日から
貴方と結ばれるのは
それは運命
それは愛情
それは運命
それは愛情

アタックよ
あたしあなたに
かけてはＮｏ-１
あきらめないわ
不屈の闘志で
いつか必ず
振り向いてくれるはず
今は
イジワルをしてるのね
知ってるのよ
その女は
あたしの愛を
確かめてるんでしょ？
そうに決まってるわ
今夜あなたの
辞書が完成したの
発売はしないけれど
もう逃れられないわよ
あなた包囲網
ふざけないでね
中途半端な
気持ちなんかじゃない
好き好き好き
ネバネバネバーで
はなれないわ
初めて会った時に
走った直感
あなたと
大恋愛するって
そのための下準備も
大事だから協力するわ
他の女で練習するのも
許したげる
どうせ
あたしの生涯の彼に
なるんだから
今はまだ
待っててあげる
妄想ガール
思い込みがある
一途なガール
未来がある
未来ガール

華奢が売りで
折れそうな子
かわいそう
体型がビッグなら
愛もビッグなのにね？
はち切れそうだわ
ドスコ〜イ
腹いっぱいから
愛いっぱいへ
あの方
あの方‥
まだ見ぬ彼氏に
夢ふくらませ
腹ふくらませ
鼻ふくらませ
フンガ〜！
さぁ
愛の突っ張りの練習よ土俵を
割らせてあげる

翻弄されながら
いつも楽しい時は過ぎ
真っピンクの下着で
今宵は彼を悩殺
人工的な胸の谷間も
気合い入れたお化粧も
事が終われば台無しね
それで変わるような
彼じゃなし
一緒にいる時には
喜んでもらいたくて
絶対手抜きできないわ
美女って
訳じゃないけれど
彼にも
見栄があるものね
より深く愛されようと
する心に偽りはないわ

つまらない男に
引っ掛かっちゃった
馬鹿な女と呼べばいい
ブレーキなら
踏もうとしたさ
それは
アクセルだったけど
直滑降で
恋に落ちる私を
プロレスラーなみに
抱き止めて
ある時は頬を叩かれ
その後の
気紛れなやさしさに
なぜかうれしいと
涙ぐんで
欲しがる紙３枚
あげちゃった
ほらね
引き離そうとする
重力と
くっつこうとする
引力が
揺れに揺れて
かなしばり
結局
これで幸せ
なのかしらね

そう‥歯車
毎日ちょっとずつね
噛み合わない
部分を見つけたの
不自然に治す医者など
いらないかのようにね
背負ったのは
そう‥荷車
責任とか重圧とかで
だんだん
重くなってくの
できる事なら
取り乱して
叫びたかったわ
選り好みして
放棄して
でも‥できない
もがけば
行動をおこせば
事態は
好転すると言うの？
見苦しい
だけじゃない？
そんなステージに
立ちたくないわ
私は待っているの
相性１００％の
その相手を
他力本願でいいのよ
己に
たえきれなくて
虚偽のパートナーなど
作るから壊れる
じっと
待っていればいいの
疲れても
傷ついても
絶望三昧でも
いつかきっとでは
待ちきれなくて
いま欲しい
何度も繰り返す
懲りない私