詩人:r a i | [投票][編集] |
君には追いつけない
複雑な迷路の様に
この手は空虚を掴み
所詮 偶像
周りは裸の王様のように
ひたすら傲慢な笑みを浮かべる
君の微笑み
静寂を降らして
とても素敵
ここに暗闇はない
だから恐い
ライトはなんも役立たない
君は霧のなかに、
沈みそうだ
誰もが迷路を恐がる
君も?
壁はただの点の集まりくだらない境界線
描いてる相手が見えず
淡く沈む
詩人:r a i | [投票][編集] |
足元揺らして
君は無邪気に笑うんだね
素敵なイメージばかり描く私は
まだ夢の中かしら?
パレットにカラーばかりふえて
有り余る惰性よ
君はシャボン玉のようにフワフワ。
かすかに混ざる
淡い色たちに
私もなれるかしら?
消えない日々よ
I can't fly.so…
君と共に
Good-bye
詩人:r a i | [投票][編集] |
君が平坦な道を歩き
その先の一点だけを見ているとしても
道は一本じゃない
よく見れば
青々とした葉っぱをつけた木で隠れていた曲がり角
もしかしたら
真っ黒な猫が現れるかも
木が倒れるかも
空から季節外れの雪が降るかも
君が一点だけを見ていても
僕の道の曲がり角は君につながっている
つながっていたいんだ
詩人:r a i | [投票][編集] |
幸せな人の幸せな言葉
意味ない。
響かない。
皆
同じ不幸だったら
よかった?
交差点に人が集まる
暗い路地に大きな影
不思議を忘れて
ひたすら走る理由なんか無いと知りながら忘れて
また求めて
皆同じ不幸だったらよかった?
答なんか
どこにも無い
詩人:r a i | [投票][編集] |
春夏秋冬
毎日の空
十ニ色のえんぴつ
こんなものより
私はもっと早く早く変化する
だから
貴方の統計的な考察は
無駄なのよ
パズルのピースで
どんどん造られていく
迷路
貴方の前を走るのが
私?
私の前を走るのが
貴方?
どっちにせよ
早く早く捕まえて
春夏秋冬も
毎日の空も
十ニ色のえんぴつも
すべて
愛しく思えるように
詩人:r a i | [投票][編集] |
おじさんたちは
にこにこ
と、
しながら
すぐに怒るのよ
…さりげなーく
脅してる
私は
お か ね
が
すきなだけなのに…
あ い
だなんて
軽々と…
しんじてるの?
ちがうでしょ
あんた
からの
ことば なんて
いらないわ
お か ね
だ け
ちょうだい
ちょうだい