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r a  iの部屋


[7] 君=道≠僕
詩人:r a  i [投票][編集]

君が平坦な道を歩き
その先の一点だけを見ているとしても

道は一本じゃない

よく見れば
青々とした葉っぱをつけた木で隠れていた曲がり角

もしかしたら
真っ黒な猫が現れるかも
木が倒れるかも
空から季節外れの雪が降るかも

君が一点だけを見ていても

僕の道の曲がり角は君につながっている

つながっていたいんだ


2005/09/04 (Sun)

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