詩人:高級スプーン似 | [投票][編集] |
おもったことを
ことばにしたら
あいつがおこって
あのこがないた
おもってもないことを
ことばにしたら
あのこをかなしませた
こころをきずつけた
つたえたいことは
うまくつたらわないし
なのに
おもってもないことまで
つたわってしまうし
なんだか
うまくいかないなあ
おもったこと
おもってもないこと
ことばにするから
いけないのかな
おもったこと
おもってもないこと
ことばにしなければ
それでいいのかな
あらわさなければ
そとにださなければ
おもったこと
おもってもないこと
にしなければ
いいのかな
は
わるくないのに
わるいのは
なのに
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昔はよかったなぁ
今よりもっと
活気があって
今よりもっと
楽しかったよなぁ
そりゃ色々あったけど
マサシのこととかさ……
昔はよかったなぁ
今よりもっと
盛り上がってたし
何?
連帯感っつぅの?
今よりもっと
仲間が仲間って
感じでさぁ
マサシがあの
かの有名な事件に
巻き込まれるまでは……
げふんごふん
昔はよかったなぁ
今よりもっと
みんな輝いてたっしょ?
ギンギンギラギラ
ギラギラ星だったっしょ?
ドドソソララソ〜
だったっしょ?
特にマサシ
マサシの野郎はさぁ
鋭かったよなぁ
ちょっと
ぶっかっただけでさぁ
売ってんの?
テメ、売ってんの?
ってさぁ
鋭かったよなぁ
ちょっと
ぶっかっただけでさぁ
肩外れちゃってさぁ
売ってんの?
テメ、売ってんの?
ってさぁ
肩ブランブラン
させながら
さぁ
鋭かったよなぁ
肩
外れやすかったよなぁ
ちょっと
ぶっかっただけでさぁ
売ってんの?
ドド、ソソララソ?
ってさぁ
微妙に
音程外れてて
さぁ
ついたアダ名が
『壊れかけのナイフ』
でさぁ
マジ笑ったなぁ
マジ泣いたなぁ
マジみんなでさぁ
マジ昔はよかったなぁ
マジあの頃はさぁ
マジで
マジでマジで
あの頃は……
マサシがまだ
馬刺しだった頃は……
いいやもうよそう
マサシの話は……
マサシの話だけは……
今の方がいいかもなぁ
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チョモランマみたいな
パイにも
風のない海みたいな
パイにも
感謝しよう
あなたに
パイがあるから
ぼくは
パイを揉むんだ!
そこに
パイがあるから
揉むんだ
そして
口に含んで
飲むんだ
それ以上の行為は
あえて言わないぜ
ロケットみたいな
おっきなパイにも
メタボな親父よりも
ちっちゃなパイにも
ありがとう
あなたの
パイのおかげで
ぼくは立派な
オトナになれました!
どうも
ありがパイ!
これからも
よろしパイ!
揉んだら
いっぱい
出てくるよ!
何がって?
出てきたら
飲むよ!
何をって?
フフフのフ
まあ
牛の話ですけどね
by牛乳プチ促進委員会
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彼の友達が嫌いだ
全部が全部って
わけじゃないけど
嫌いというか
苦手なの
あの人だけはちょっと
私
無理みたい
彼の女友達が嫌いだ
男女間の友情を
否定する
わけじゃないけど
あの人が
あなたと仲良く
話をしているのを
見ているだけで
嫌な気分になる
なんでか
わからなかったけど
ついさっき
理解ったんだ
私が二番目の女
だからって
詩人:高級スプーン似 | [投票][編集] |
ガンバレ!
って
応援してくれるのは
ありがたいけど
迷惑にしか思えなくて
ごめんなさい
耳のすぐそばを
飛び回る蝿や蚊のように
不快に感じてしまう
ごめんなさい
ガンバレ!
って
とても力になる言葉
だけど
今は聞きたくないの
ワガママで
ごめんなさい
それでも
ガンバレ!
って
お前いい加減にしろよ
うん
ガンバレ!
って
しつこいよ
お前マジでいい加減に
よし
ガンバレ!
って
まだ言うかこの
もひとつ
ガンバレ!
って
テメーなぁ
ほらほら
ガンバレ!
って
いいから少し
黙れって
うん
ガンバレ!
って
お前それ
わざとやってんだろ
ふふふ
ガンバレ!
って
このアッタマきたぜ
チキショー
へへへ
ガンバレ!
って
わかったよ
やってやんよゴラァ
ははは
ガンバレ!
って
頑張ってんだよ
こっちはよぉ
もっと
ガンバレ!
って
ああもう
そうだよな
うん
ガンバレ!
なんか
笑えてきた
ひひひ
ガンバレ!
ああ
もっと頑張るわ
心に響く
お前の言葉
時々
ウザく感じることも
あるけれど
ガンバレ!
って
言われて気付いた
俺は
まだやれる
ガンバレ!
よっしゃ頑張るぜ!
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泣いたり死んだり
悲しんだり
踏んだり蹴ったり
飛び降りたり
願ったり
叶わなかったり
夢から冷めて
望みを絶って
何食わぬ顔して
明日を生きたり
のらりくらり
のんべんだらり
今日も何もしなかった
言葉にすると
奪えるんだ
あなたの目
すぐに
わたしの手から
離れていくけど
何もしなかった一日に
意味を見い出そうとして
明日も時間を潰すだろう
放り投げた先
見向きもせずに
塵を
芥を積もらせて
明後日すらも投げ捨てて
大きくなったゴミ山から
飛び降りたり
幸せや喜びを
嬉々として語れない
楽しくないのに
楽しいと
毎日を騙ってばかり
嘘みたいに
さらっと過ぎていく
未来
どんよりと
過去
伸し掛かる
足をさらわれ
背負いきれずに
倒れて
死にたくなって
けど
まだ
息はあって
起き上がって
過去を払って
前を見たり
振り払えはしない
けど
まだ
何もしていなくても
ポイッと見捨てられても
ライトに過ぎ去る
日々の中で生きる
クズは屑籠に
きみは未来に
お互い別々に
歩いていこう
死んでいこう
なんて
朝になるまでに
忘れよう
そんなことは
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開いたドアの先には
誰もいなくて
けれど
どこからか聞こえる
「ただいま」の声
開いたドアの先には
誰もいなくて
けれど
どこからか聞こえる
「おかえり」の声
本当は
はじめから
ドアは開いていて
それは嘘で
はじめから
ドアなんて無くて
誰も帰ってこない
誰も待っていない
けれど
どこからか聞こえる
「ただいま」
「おかえり」
空耳かもしれない
けれど
聞こえる
声なき声
おうちに帰る
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書けないのに
書きたいのに
書けない時に
動かない頭を
両手で揺らして
耳の穴から
ネジが落ちた
鼻の穴から
抜けたアイデア
とは呼べぬ糞を
殴り書く
眼の前を汚す
だけ
だと気付き
一発お掃除
しても消えない消
えない消えない
無垢な景色に戻
らない
真っ白世界に
うっすらと残る
爪の垢
それが私の駄作です
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道端に
きみの首は転がってない
あっても
猫かゴキブリくらいで
痴漢とひったくりに
気をつけて
ナイフをくわえて
走る鬼には
気を配らない
財布を忘れて
困るくらいで
手ぶらぶらぶら
千鳥足
根拠なく平和を確信
オートロックひとつで
安眠できる
大丈夫
枕くらいの高さから
足を踏み外しても
死なないって
本気で言ってんの?
でも
人はいつか死ぬから
必ず死ぬから
安心して
生きていいよ
もっともっと
肩の力を抜いて
へそも魂も
取られちゃいな
鬼はそこまで迫ってる
だから
震えずに眠れ
楽を得んため
恐怖を捨てて
すやすや
すやすや
すやすや眠れ
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親指
小指
人刺し指
クスリが欲しいのかい?
中指を立てて拒否
いちにぃさんしーご
右手の指と左手の指
両方足しても
足らない今日も
無気力な人の数
ふと思ったけど
指←ってなんか
変な感じがする
指指指
指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指指
指指指指指指指指指指猪
何も
やる気が起きないのに
殺る気を出せって
言われても
人気のない路地裏から
人気のあるアイドルに
0になあれ
0になある
煙突とアヒルの大行進
産、死がなくて
マッハGO!
親指
小指
人差し指
薬指
中指お大事に
いちにぃさんしーご
右手の指と左手の指
両方足しても
足らない明日も
無気力な人の数
天気になあれ
お尻にあなる
猪突盲信
また明日