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高級スプーン似の部屋


[163] はて
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

うまれてきたのは
いつだっけ

わすれるくらいに
まえだっけ

おくとかちょうとか
いわれても

ぴんとこないね
わかんないよ

ふかふかのへいわに
ねころんで

ぐずぐずぐずぐず
ないちゃって

かたくなに
じぶんをひていする

さとうのように
すいーとなむーん


わたしにあきれて
ゆくえしれず

きがつけば
あさに

そんなひがつづき

わたしはわたしを
きょうもきらう

あふれだすかじゅう
やさしさつまってる

しあわせなはずなのに
なぜなくの

いやなことがあっても
いいことつづきでも

わたしはかわらずに
めをはらす

どこかにいきたいの
ここではないどこかに

なやんだふりして
のぞんでばかりで

うごかないんだ
まったくもう

うごけないんだよ
いわせないで

きづけばたいようも
ここではないどこかへ

わたしはひとり
だれといてもひとり

そらのない
かこわれたばしょで

きょうもないている

2009/06/12 (Fri)

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