身体を外して横たわる誰にも返信できない何にも変身できないどこにも行けない状態へ自ら持っていく六畳間行き交う音楽もう何周目あと何周で私を身体に戻そうか考えるわけもなくアテもなく果てもなく寝転んだ自我起こさないよう静かに眠る気も起きず起き上がることもなく膨れ上がる苦しみから背を向けて明日になるまでぼやけてる
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