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高級スプーン似の部屋


[34] 2−1=0
詩人:高級スプーン似 [投票][得票][編集]

学校のテストでは

◎じゃなくて

νをされる

思春期以降の答があって


1+1=∞

or

1+1=1つになれない


結果


2−1=0

側に君はもういない

君がいないなら僕も


でも


本当は0じゃない


だって


此処にいなくても

個々にいる

誰もいなくても

僕は1人

他の誰かと

君は2人


嫌な事ばかり証明されて

そんな現実が答となって

計算するのを放棄した


僕に   僕を

足しても 割っても

掛けても 引いても

1のまま 1のまま


なよなよ泣くよ

くよくよ泣くよ

失恋したら

未練たらたら


変わらないな

僕は1

0になれ

0になれ


試練と言う名の

教師に叱られ

経験と言う名の

先輩に叱咤され

孤独と言う名の

友達に 友達だろうか

ただただ

1人を実感するばかり


これでもう終わり

そしてもうお眠り

朝になれば

解る答もあるから


僕=∞だと

信じて疑わない夢を

真実を偽る世界に

コペルニクスはいない


君=夢じゃない

朝になって消えるまで

僕は1人じゃないと

答を間違える

2007/09/26 (Wed)

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