来る日も来る日も思いを巡らせている形にしないで遊んでばかり大人になったら怒られる相手おうちに帰れば居ないんだ夜が更けていく頭が冴えてくるギンギンに研ぎ澄まされた触覚を用いて洗いざらい吐露したそれらを抉り折り畳むようにして落としていく私の影光の中ならよく目立つのにここではどこに落としたか見つけられなくて思いは募りわたしはわたしを拗らせる見つからないのはあなた方こそが詩人だから
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