詩人:黒春 | [投票][編集] |
スピーカーから流れてくる
季節外れの音楽が
あの頃の風を時間を、二人を呼び覚ます…
彼との想い出に浸り
自然と笑みが溢れたら
気付かされる彼の愛情
あの頃に戻りたいと
願う事はしなくなったけれど
まだ上を向く勇気が持てない
乾いた風が吹く頃には
強くなれると思ってたのに…
小さな自分が其処にいた
一緒にいた時は前に進んでいる気がしてた
彼の愛に気付いているつもりだった…
皮肉な話、、、
気付かされるのはいつも―
失ってから…
自分の弱さも
彼の大切さも
愛の深さも…
彼を失ってから気付き
眩しい過去に目がくらむ
蘇った記憶達が私を包み
逃避へと導き始めた頃
季節外れの音楽が
最後のメロディを奏でだし
私は夢から覚める
優越し堕落した過去の私と
未練や後悔と闘う現在の私に
“Real”な私は何を気付かされた?
ーfinー
未だ鮮やかに映る想い出
ほんの少し…
胸が痛んだ……
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綺麗な空…
こんな日は、誰かと何処かに冒険しに行きたくなる
誰の干渉も受けない場所に行きたくなるよ
そしてただ呆けていたい
何も考えず 何も感じず
快楽も優越も、苦悩も羞恥もいらない
無駄な葛藤や深い愛情をも投げ捨てて
無になり、有となっていたい