詩人:雪 螢 | [投票][編集] |
夜行バスの中
僕は帽子を目深にかぶる
君と別れた涙を
放っておけないから
涙の温もりが頬を伝う
それだけで僕の心は張り裂けんばかり
追い掛けた夢のまだ遠く
その間に頑張っている君がいる
そしてまた笑顔で会えるように
僕はまた帽子を目深にかぶる
帰る時間を過ぎて
僕は夜行バスに揺られている
置き去りにしてきたのは
思い出なんかじゃなく
また君と出会うためのキス唇の感触を忘れない内にまた出会おう
追い掛ける夢はまだ遠く
挫けそうになるばかりの僕
けれどまた笑って出会えるように
僕はまた目深に帽子を
張り裂けんばかりのこの胸は
君と言う動力で動いてる
そしてまた笑顔で出会えるように
僕は頑張って生きていく