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雪 螢の部屋


[4] 朧月
詩人:雪 螢 [投票][編集]

時折数える満月が
今日に限って霞んで見える
指を辿れば雲の糸
絡まってて見動き取れなかった
信じられる気持ちと相反に
信じられない闇が満ち満ちていく
かなり動揺している
それが口惜しくて切ない
照らす勇気もない癖に
君の傍にいると誓った
変わらない月はない
涙でもう歩けないよ

ゆらりゆらり揺れる月の鼓動が
ふらりふらり僕を惑わしていく
つらいつらい道を過ぎれば
逃げ道が見つかると思っていた日々

2006/07/25 (Tue)

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