詩人:星屑 | [投票][編集] |
今日、君の過去を垣間見た
君がたくさん傷ついていることを知った
君の傷は癒えることなのない程のものかもしれない
僕にはその傷を癒せないかもしれない
でも、傷を癒そうと決めた
もっと深く愛いそうと決めた
それまでの人のようなひどいことをしないと誓おう
今君の前でもう一度誓いを立てる
愛してる、今も、これからも
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君の手はいつも冷たい
君の手はいつも華奢
君の手が僕を掴む
君の手が僕を撫でる
思いっきり握っても君の握力では僕は痛みを感じない
指相撲をしても君の指は短い
すっぽりと覆い隠される君の手
左手にはいつも君の手の感触
二人の腰が海老のように丸まっても
君の手の感触を感じていたい
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真冬には冷たかった布団
早風呂だから温まらない身体
会話のない食卓
孤独には慣れていた
当たり前のこととして受け入れていた
だけど
一度ぬくもりを知るともう独りにはなれない
君が現れる前、僕はどうやって生きていたんだろう
どうして
冷たい布団や一人風呂、無言の食卓に耐えられたんだろう
小さなこの部屋で
君のぬくもりをいつまでも感じていよう
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僕たちはみんな星屑
星たちの生と死のドラマの中で
途方もない時間をかけて作られた星の欠片
僕たちはみんな星屑
僕らが生を終えるとき、僕らは新たな命を作る
また途方もない時間をかけて生命を紡ぐ
僕らは遥かな時間を旅する