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スタマンの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 灼熱
詩人:スタマン [投票][編集]

胸がざわめく
嵐に怯える森のように

喉を渇きが襲う
砂漠の中立ち尽くしているかのように

いつだって側にいて
いつだって僕を見て
僕に触れて
静かな動きで近づいて

君がいない僕は
空っぽの椅子みたい

僕は君を愛してる
君を愛してる
君を愛してる
君だけを愛してる

2003/10/02 (Thu)

[2] 巣立ち
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君はただ空を見て
君はただ茫然と

若い肉体はか細く
震えとともにある

君は今前を向き
顔を上げ歩き出す

鼓動激しい心臓を
己が手で押さえ込み
空高く舞い上がる

さあ僕は何をする
君をただ見上げるか

僕も今羽ばたこう
太陽を背にうけて

君が見ているのだから

2003/10/02 (Thu)

[3] 太陽は僕の味方
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いくつもの光
栗色 檸檬色 橙 山吹色

光は一点から放射され
庭の一隅に集まった

日だまりは大人しく輝き
私を誘う

さあここへくるがいい
ただその身あるがままに

そのただ中で
両手を開き光を甘受する

暖かな世界
私は今その中にいる

重なり合う光の中に

2003/10/02 (Thu)

[4] 暴走機関車
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何もかもなぎ倒し
汽車は進む

厚い森を切り裂いて
深い海をひとっ飛び
街から街へひとっ飛び

頭の中をからっぽに
汽車はただ突き進む

誰も止められはしない
鋼鉄のビルディングも
ジェラルミンの盾も
世界で一番生意気な少年も

汽車は嫌われ者になりました
誰もが彼を愛さない

汽車はいいました

くたばりやがれ
明日なんてしらない
俺は今日も走るんだ
何もかもぶち壊して
俺は今日も走るんだ

2003/10/02 (Thu)

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