詩人:†楓風† | [投票][編集] |
君が見たいと言ったから海へ行った
君が見たいと言ったから360゜の空が見えるとこに行った
君は見たいと言っていないのに君は遠くの空を見に行った
いつか僕も君のいる景色に行く
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今日
あまりに軽薄な言葉を吐いてしまった
言葉を吐いたことを後悔しているのではない
その言葉を聞いて悲しんだ人がいることを悔やんでいる
言葉は時に人を傷つけることを学んだ
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君に100回好きと言ったら
君は僕に1回でも好きと言ってくれますか?
君に100回愛してると言ったら
君は僕に1回でも愛してると言ってくれますか?
君と一緒になりたいと何回願えば
君は僕と一緒になりたいと思いますか?
僕の心の中は君で埋まってる
君の心の中に僕は隅っこにでもいますか?
僕‐君=0になる
君‐僕=いくつ君が残るだろう…
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雨音が強くなった
僕は傘を忘れて雨の中自宅へ急いだ
小さな店の前で雨宿りをしている
男の子がいた
よく見ると小さいころの僕にそっくりだ
彼は僕に『僕は大きくなったら何になってるのかな…?』と言った
僕は幼き僕を裏切りました
僕はなにも守れません
僕に夢なんてありません
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昨日会いし君
君、誰かの腕の中
我、その光景見たくなし
うつむき、走る夕暮れ時
我、走り疲れ
立ち止まりし漆黒の闇
忘れよと煙草取りだしふかす頃
また君気になりし螺旋の夜
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なんか最近あいつ学校休みがちだな
僕の隣の席
空白の長方形
寂しい気持ちの中
一週間
僕が思いを寄せる隣のあいつが逝った
隣の席はずっと空白のまんまなのかな…?
通夜に行き
ようやく彼女が消えたことを目の当たりにした
僕は線香もあげず走った
どうして彼女だったの?
事故でも僕が死ねば良かったのに
僕はこの先どう生きていけば良い?
僕は大人になっても忘れることはできないだろう
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歩く速度も
体温も
寿命だって僕とあんまり変わらないのに
人を蔑む人
人を冒涜する人
人を罵倒する人
同じ人だよ
僕も君も
今まで通り過ぎてった何万もの人も
人は悲しいね
地球の隅っこで泣いていても誰も気付かない
人は悲しいね
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泣きたい時に泣けたら
どんなにいいだろう
泣きたい時になんで無理して笑うのかな?
辛い時に下唇を噛んで笑う君がいた
それは君で僕だね
涙をこらえて上を向いて笑う君の分
僕が涙を流そう