| 詩人：†楓風† | ［投票］［編集］ |
むずかしいこと
答えを見つけること
むずかしいこと
幸せまで歩数
むずかしいこと
貴方との心の距離
むずかしいこと
永遠の淵の向こう側
むずかしいこと
大切な人が永遠の淵に立った時の受け入れ
むずかしいことなんてそうそうない
そんな数少ないむずかしいことは本当にむずかしいから中々できない
ひとつだけでもいいからこれが出来れば強くなれるかもしれない
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道端に落ちたアルミ缶は遂に錆びた
寂れた公園のベンチは誰にも座られず遂に朽ちた
川沿いに乗り捨てられた古びた車は遂に存在をも忘れられ腐食した
貴女の心すら時間が経てばいずれ消える
永遠などこの世にはもはや存在しない
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夜は長い
まだ明るくならないの？
長いからつい余計なことまで考えちゃうな
何で冬が寒いのか
とかね
余計なことでしょ？
でもたまに余計なことじゃないことも考えるよ
気になる貴女は何をしてるのかな？
とかね
TVが通販の時間だ
別に買わないよ
貴女も見てるのかな？
通販じゃ買えないものが一番欲しいと思った
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近頃技術がどんどん進んでる
最近では日記をブログと呼ぶらしい
僕も一応やってみる
あなたとの距離を縮めたくて
技術は進化してるからあなたの日記も見れる
見たくない内容が書いてあることが書いてあるのは最初から分かってるよ
でも悲しいかな見てしまう
そして僕には落胆が大手を振って待っている
沈む沈む
一晩寝てすっきり忘れる
でも今日も技術は進化を続けているから
また見てしまうんだろうね
技術は新しくなろうが心はそう進化しない
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静かに夜がやってきて
僕ごと夜に巻き込まれる
静かな空間
三年前に君に言えなかった言葉はやっぱり今も言えてないことを夜は遠慮もしないでぶつけてくる
『明日言おう』が続いた三年は
あまりに早かった
まばたきする余裕もなかった
勇気もなかった
そして今日の僕も言えない自分を正当化する
片想いは叶わないから片想いというと
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今日は雨。
ザアザア
ザアザア
耳障り。
いくら耳を塞いでも
心の雨は降り続く。
ザアザア
ザアザア
うるさいな。
心の雨は悲しみでしょ？
ザアザア
ザアザア
そろそろ止んでくれないか。
雨は頬をつたう
悲しみが心から溢れ出て
悲しみは目からこぼれる。
ザアザア雨よ
明日は現れないでくれないか。
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僕は吐き出す
心と煙。
気持ちが伝わらないから吐き出す
想いと煙。
寂しさがてっぺんまできたから吐き出だした
寂しさと煙。
でもね
一瞬なんだ
吐き出すけどまたすぐに沸いてくる
吐き出す煙は心の内
伝わらない気持ちだってほら
すぐに忘れる
また思い出したら
また吐き出す
また思い出したら
また吐き出す
吐き出したものは本物の僕
生身の僕は空気に溶ける
しばらく漂ったら消えるから
今は吐き出すよ
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冬は寒い
あたりまえ
誰でも知ってる
あたりまえ
心も寒いよ
僕だけね
フルフル震える心はついに
崩壊手前で意識を断った
壊れた心は元には戻らないから
その手前でストップかけたの？
冬は寒くて寒くて
無理矢理歌うしかない
ラララ
ラララ
と歌ったら少しは楽しくなるのかな
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人生は上手くいかない
何度となく思ってはいたが痛感
「まぁそんなもんじゃない？」
と開き直れれば幸い
「多分できないや」
人生が上手くいく薬があったとしたらいくらかかっても買う
だけどそんなもん売ってないし
呑んで忘れる他に道はない
今日もヘベレケ
明日もヘベレケ
未来はどうですか？