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風野  樹の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 記憶の断片
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  そうそう簡単に思い出したくないけれども

  あの頃って

  こんな風に思ってたと

  少しばかりの恥じらいと

  ノスタルジィ


  変に大人びていて

  やっぱり子供な

  学生時代の思い出たち

2005/01/25 (Tue)

[2] 呼び合うこと
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大好きな人を呼ぶ時

どう呼びます?


名前で呼び合う

愛称で

敬称をつけて


その行為は心を呼び合うこと

なんか格好いい

2005/01/26 (Wed)

[3] ことごとく自分勝手
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泣いたんだよ
信じられない

絶対にないと
あの女の事で
泣くことって

そう思ってた
悉く自分勝手
身勝手我まま

2005/01/29 (Sat)

[4] 追っかけろ
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 もう一度
 動かなくなった膝と足首

 しっかり動かして
 動くようにして

 もう一度
 ボール追いかけて

 走りたい
 走りたい

 真っ白な服を
 泥だらけにして




 思い切り走りたい

2005/01/29 (Sat)

[5] まだ読んでない手紙
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束ねた手紙の封を解いた
懐かしい

まだ呼んだことない手紙が一通
綺麗な文字
あの子だとすぐに気づいた

淡い恋愛だった
まだまだ子供だったことを想わせる

君も僕も成長したんだろうね

懐かしさにかられて
生徒名簿をめくった
まだ覚えている
クラスと出席番号


転居のための新しい番号のアナウンス
近くにあった手紙に走り書き
かけようかかけまいか

2005/01/29 (Sat)

[6] しっかりとさよなら
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指折り数えながら何年前
あの日愛し合った誰かさん

進んだ月日と刻んだ恋愛の分だけ
色褪せたみたいだね

恋して燃えた想いは誰の胸にも懐かしく
余所行きの服を着せて暖かく思い出せたら

それでいい

しっかりとさよならしよう
もう胸が痛まないように

あの日はこんな事に気付かなかった僕と
今はきっと幸せになってるあの子に

2005/01/29 (Sat)

[7] 夢見るのも
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一緒に帰ろうよ

この一言を言うのに

どれだけ苦労したことやら


想いを伝えるのも

手をつなぐ事も

ものすごく勇気が要ったあのころ


夢見るのもヘタクソだった初々しさ

2005/02/04 (Fri)

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