詩人:浦覇 | [投票][編集] |
光に集まる虫を見て
ふっと思う
「自分と同じだ」
ってね
暗闇だと心細くて
つい光を探す
そして光を見つけて
こう言う
「よかった。私は一人じゃない」
って
でも いつか・・・
自分で光をつくりださなきゃいけないから
その時
ちゃんと光れるか
分からないヶド
詩人:浦覇 | [投票][編集] |
立ち込める雨
伝えたい想い
泣き 叫び もがき
伝えたい 伝えたい
叫ぶ声は
雷にかき消され
流すナミダは
雨雫に洗われ
雲が空を隠すように
私の全てを消し去った
降り頻る雨
届かぬ想い
泣き 叫び もがき
伝えたい 伝えたい
雷は
悲しみを
かき消してはくれない
雨は
罪を
洗い流してはくれない
詩人:浦覇 | [投票][編集] |
僕は幸せをつかんだ
暗闇から脱け出し
這上がり・・・
やっと手に入れた
その傍ら
悲しんでいる
ヤツがいた
「可哀想に」
そんなこと
これっぽっちも
思ってなんか
無いくせに
ただ、
言ってみた。
周りの皆も
笑ってた
でもあとで気付いた
ヤツが悲しんでいるのは、僕のせいだった。
僕は彼の幸せを奪い
自分のモノにした
本当は、彼に謝りたいけど、
今の僕の幸せが彼に
奪われるんじゃないか
心配で
自分は奪ったくせに。
僕は弱虫
詩人:浦覇 | [投票][編集] |
君は言ったね
悪魔はいない…
と、
でもさ 居るんだ。
僕の「中」に。
悪魔は
僕の心にいて
蝕んでる。
僕を
避けちゃいけないよ
僕を
嫌っちゃいけないよ
悪魔が君に何かするかもしれないから。
でも いまは平気
悪魔は僕の見方だって。
さぁおいで。
僕の所ヘ
おいしそうな君
だなんて…
可愛い君を
からかってみる
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ガラでもねぇケド
分厚い辞典なんか開いてみた。
んで、
『恋』
って探してみたり。
馬鹿みてぇ
ガラでもねぇケド
言ってみた。
『恋』
ってイイよな。
馬鹿みてぇ
たまにはいいんじゃねぇ?
ガラでもねぇ事すんの
でもやっぱ
馬鹿みてぇ
恋って
こぇーよ。
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完全に
貴方に
ハマってしまった。
煙草の様な貴方は
触れようとすると
消えるのに
匂いだけ残して
僕を誘う。
ユラユラと揺れて…
『見て』と言うのに
どんどん遠ざかり
消えてくのですね
それなのに
何度でも…
クラクラするような
匂いに
中毒になってしまう
イケナイと
分かっているのに
妖しく揺れる
その煙に惑わされ
嗚呼…、
今日もまた
狂ってくる。
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街を彩る
イルミネーション
漂う
クリスマスソング
思い出す一年前
一人で過ごした
去年のクリスマスと
クリスマスイブ
クリスマスソングを
鼻唄で歌う
寂しいな……
どうせ今年も
一人ぼっち。
馬鹿にしたけりゃ
すればいい。
きっと来年も
ひとりぼっちでクリスマス
詩人:浦覇 | [投票][編集] |
あんまり…
優しく
しないで下さい
いちいち
声を
かけないで下さい
別に
僕を好きでもないのに…
心配そうに
見ないで下さい
励まさないでください
貴方のせいで
悩んでいるのに…
貴方があんまり
優しいモノだから
貴方に
依存してしまう
もし…
気があると
勘違いして
期待して
裏切られたら…
僕はもう、
立ち直れないカラ
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鏡をみがく
キレイにみがく
僕が綺麗に
うつるよう
鏡をみがく
キレイに……
……?
鏡をいくらみがいても
僕は綺麗に
ならないのにね
キレイなのは
鏡 だけ
ソンナ鏡
粉々 ニ
砕ケテ シマエ
詩人:浦覇 | [投票][編集] |
貴方が帰って来ることは有りませんでした。
『また会おう』
っと言ったきり…
貴方は
土へ還ったかと思うと天へのぼってしまいました
天と地の境に
僕一人を残して…
もう
帰らないのですか?
もう
会えないのですか?
幾等待っても
帰らぬ想い人
ならば僕が
『ソチラ』
へ向かいます。
待っていて下さい
逃げないで下さい
今
貴方の元へ参ります。