雨のふる蒸し暑い日君にサヨナラした君の冷たくなった手をただ暖めようと握ることしかできなかった手を握ったって君の体温が戻らないのはわかってるのに『どうしたの?』と、はにかむ君はもういない君の冷たい頬にキスをしたのは雨のふる蒸し暑い日でした
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