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浦覇の部屋


[60] 窒息
詩人:浦覇 [投票][編集]



行き場の無い

怒りや苛立ちや恐怖


吐き出す術も
知らぬ此の体は

ひたすら其れを
鼻から吸い込み
肺へと溜め込む


いつしか其れは
肺を満たし

私の呼吸さえ
蝕み始めるだろう






だから






『さよなら』
と、自分に向かって
手を振った




2010/12/21 (Tue)

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