のぼり続けて辿りついた 僕だけの空間壊れそうで 壊れないもの手に入れるために此処に来たはなびらが欠けている花に 手を伸ばしてみたけれど届きそうで 届かない距離微風が横切っていく下を向いたら ゆっくりと頬を冷ます水空の色に変わりつつある 僕の花のぼり続けて辿りついた 手を広げてみたものの飛べそうで 飛べない力着地した時には 消えていた
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