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reiの部屋


[27] アンダルシア。
詩人:rei [投票][編集]

たとえ泣いていても
あなたに触れると
光が射すのです

「死にたい」と
呟いてみる
持てる力の全てで
絶望の底を
這い廻る

新しいショパンが
聴こえてくるよ

救いの兆しの一条を
見えない海の草原で

みんな
好き勝手言ってる
みんな
好き勝手やってる

それでいいのかなぁ
なんて
足を止めてみる
莫伽は
ここにしかいない


そんな笑顔
見せないで

辛くなるから
誰も否定してくれない
こんな弱い仮面

慌てふためいて
背もたれは
丸ごとの存在を
受け止めてくれる


そうだよ
今も


みんな好き勝手してる




それが普通なんだと
分かった振りをして
悲しい闇に
振り回されて
不器用さに辟易した


午後のアンダルシア
わたしの眩暈

2006/02/14 (Tue)

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