詩人:隅田夕立 | [投票][編集] |
遥か すべて
遥か すべて
隅田夕立
愛おしい あの頃
一筋の 夏の光に
耳を澄ませば
流れ行く 雲の
息遣い
遥か 静かに
遠くへ来ました
思い出の道
思い出の町
思い出の空の下
すべて そのままに
お元気でしょうか
風に
私を託します
詩人:隅田夕立 | [投票][編集] |
まろやかな陽射しに
青く冷たく染まった風が
走り抜けていく
阿波の国より
一筆啓上 仕る
北のカムイよ
大吼を 聞かせろ
山燃え上がる
一斉蜂起の
大吼を
石鎚の神も
剣山の神も
神山の神々をも
目覚めさせろ
詩人:隅田夕立 | [投票][編集] |
あなたは 心に響くものを持っていますか
わたしには あります
妻です
秋の星座は
琴の音のように
私を 包む空気 吸う空気
私の 命に 奏でています
2007.10.18 感謝の気持ち