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すみよの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 
詩人:すみよ [投票][編集]

頬を伝う雨は
いつしか枯れたよ
落胆の息は
心を枯らした

あんなにそれを
強く求めたのに

伸ばした手を…
放しそうだよ…

恋ならば楽だね
好きだけじゃ駄目だね
一人づつに戻れば
好きでいられるのに

もうこの物語
踏みにじらないで
もう暗がりに
閉じ込めないで

窓を濡らす雪は
いつしかやんだよ
恋を冷ます波は
心を凍らせた

どんなにかそれを
強く責めても
伸ばした手を…
放しそうだよ…

恋ならば楽だね
好きだけじゃ駄目だね

一人づつに戻れば
好きでいられたのに

2007/03/24 (Sat)

[2] 最初から
詩人:すみよ [投票][編集]

貴方だけを見つめれば良かった

貴方だけを思えば良かったね

今だから解るよ
苦しかったでしょう

今だから解る
忘れたかったでしょう

もう貴方から何も
奪わないから

もうわたしから

逃げたりしないよ

幸せ諦めないで


一緒に雨をくぐって
風に打たれて
負けないで
負けないで行こう

一緒に手を繋いで
壁にぶつかっても
めげないで
めげないで行こうね


そしてずっとあの先に
光が射す場所があるなら
あなたと行きたい

ささやかな温もりを求め
ひた走ろうと思うよ

2007/03/24 (Sat)

[3] 懺悔
詩人:すみよ [投票][編集]

割れた珈琲カップ
泣き顔の少年

痛いのは私じゃなく
君の幼い胸


掻きむしる様な
苛立ちばかり
君は知り過ぎている


どうか私の
与えた仕打ちを
償う愛で忘れて欲しい


夢に声を上げて
訴える苦しみは
抱えきれない程の
私の過ちのせい


どうか忘れて
どうか逃れて
あなたは何も
悪くないから


取れたシャツのボタン
うつむいた少年
寒いのは私じゃなく
君の清い心


泣き叫ぶ様な
経験ばかり
君は知り過ぎている


どうか私の
与えた仕打ちを
償う愛で忘れて欲しい


夢に涙流し
暗闇のその訳は
詫びきれない程の
私の過ちのせい


どうか忘れて
どうか逃れて
あなたは何も
悪くないから


もっとそばで
愚かな私を
傷が癒えるまで
いつまでも求めて

もっとそばで
愚かな私を
傷が癒えるまで
気が済む様に
いつまでも求めて

懺悔は誰の為?
救いたいのは
幼い君だけ…

2007/03/27 (Tue)

[4] 孤独
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慰められたって
心ある?その言葉?
めちゃめちゃ言われちゃって
凹んでる、憂鬱な気分
…でも
待ちくたびれて
眠る君そばに居るだけで
がむしゃらな強い
勇気沸き出すよ


飛べ跳べ
真っ逆様に墜ちる夢見ようとひるまずに
翔け行け
突っ走って行く姿が貴方の生きてく証


やる気のない諸君
給料泥棒って言われちゃうよ
ファッション雑誌見て
モデルでもなるつもり?
…嗚呼
くちゃくちゃと
くだらない噂話が好きね?
イライラする
ぶっ飛ばしてもいい?


打て撃て
正面突破して風穴開けたら爽快なんじゃない?
待て止め
戦闘態勢にいつでも構えてじっと耐えろ

2007/03/27 (Tue)

[5] 独りがいいけど
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サービスの笑顔の裏にどす黒い本音忍ばせて
今日も平穏に暮れ行く
薄っぺらな会話に
飽き飽きしながらそれでも頷いて


独りがいいけど
それだけじゃ生きれない
転んでもタダじゃ起きない強さに
弱虫ばかりの駄目なオイラは
ずっと憧れてる


部屋に待つ一人の人のザクリと来る言葉だけが
今日の平穏を乱すよ
棘を刺すその表情
殺伐としながらそれでも目を瞑り


独りがいいけど
それだけじゃつまらない
一番いい時間を共に生きた人よ
弱虫ばかりで駄目なオイラを
じっと赦してくれる


さあ明日は出かけよう

2007/03/27 (Tue)

[6] いたずらっこのツン
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君は見つからない様
小さな落書きをする
その日の内に忘れる


君は見つからない様
小さな秘密をつくる
その日の内に忘れる


そしてどうしてだか
同じ日にみなばれる
2〜3倍も叱られる


君はいい子だけども
もっと人の話を聴き
ちゃんと出来たなら
苦労しないのだけど


君のペースはいつも
ゆっくりマイペース
誰かの早さにはまだ
合わせられないのね


君はまたまた落書き
また叱られちゃった
だけど君が大好きよ


もう怒ってないから
ここにおいでなさい
いたずらっこのツン

2007/03/27 (Tue)

[7] 願いを叶えよう
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沢山の雨が
音を立て 墜ちる

僕達は雨に
腹を立て 拗ねる

沢山の愛が
歌を奏で 果てる

僕達の愛は
時を奏で 尽きる

雨を連れて来る貴方に
あの頃は
距離を感じてた

本当は子供だったね…
僕達は二人とも…

子供のまま…
僕達は二人とも…

手をつないだり
キスをしたり
微笑んだり


少年と少女
願いを叶えよう


大人に見えた貴方は
遠かった
子供の様な僕達は
離れても近い


大人ぶってた僕達は
もう居ない
子供の様な私は
素顔でいる


願いを叶えよう

2007/03/27 (Tue)

[8] 君は命
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君が生まれた
小さくてこわれそうで
かわいくてよく泣いて


君が笑った
やさしくてあたたかで
ぷくぷくでやわらかで


君が歩いた
よたよたでにこにこで
よちよちでゆっくりで


君は命

2007/03/27 (Tue)

[9] 
詩人:すみよ [投票][編集]

危うい月の薄い白が
雲の間に間に見える
自分の居場所求めて
手探りで歩んで来た


まだだよって誰かが
目隠しの背に叫ぶよ
もういいかいって声
静けさの中響くだけ


さようなら夢や幻達
私は泣きながら呟く
ありがとう愛や情熱
私は生きて行くけど


たった一点見つめて
ぼんやりと眺めてる
たった一人見つめて
ぼんやりと眺めてる


危うい月の薄い白が
少しずつソラを渡る
自分の居場所求めて
闇雲に彷徨って来た


もういいよって君が
目隠しの背に叫んで
見つけたって微笑む
輝きの中抱き留めた


さようなら夢や幻達
私は泣きながら呟く
ありがとう愛や情熱
私は逃げたりしない


たった一点見つめて
寂しく笑って見てる
たった一人見つめて
寂しく笑って見てる

さようなら夢や幻達

2007/03/27 (Tue)

[10] サヨナラ
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ちょっと好奇心で
きっと悪戯気分のつもりだった

joker引いた時の
嫉妬混じりの表情くもる葛藤


嫌な事があれば繰り返すこの歌を

今度はどんな変調で奏でよう

会わないつもりなら
意地悪な言葉よりも
最後くらいは愛した
証しを差し出してよ


ふざけたつもりなら
傲慢なセリフよりも
一度くらいは慰めを
この目の前見せてよ


あなたが欲しい
あなたがわからない

2007/03/30 (Fri)
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