詩人:すみよ | [投票][編集] |
例えば嘘に嘘を重ねて 自分自身が見えなくなったら
そしたら君がそれを見抜いて 僕の姿を暴き出すだろう
バラバラになり中身は空虚
宙に撒かれて消えてなくなる
探る様な目で僕を見ないで
疑う君は龍の尾になり
僕の身体を締めつけるだけ
空洞は埋まらない
どんなに君が求めてきても 答えは僕の中にはないから
波がざわめく真冬の海は 剥れた僕を遠くに流して
二度と戻れない
そんな世界が始まる
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ひろ
自殺したがりのひろ
私が男なら抱いてやるけど
それは無理だから
見ててやる事しかできないけど
ひろ
絶望を知っているひろ
私だってそんくらい知ってるよ
見ててあげるから
もう殺らないで
いつも見ててあげるから
あなたには
あなたを必要とする
血を分けた愛が
生きているのだ
安心して
生きてればいい
私がかわりに
泥をかぶったっても
構わないよ
生きよ
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マリちゃん
またそんな男と付き合ってるの?
そいつ詐欺師だよ
マリちゃん
またそんな男と付き合ってるの?
そいつ妻子いるよ
マリちゃん
またそんな男と付き合ってるの?
そいつ墜ろせって言うよ
なんでそんな奴に
あんたの大事なもん
やっちゃうの?
痩せたね…
最近声聞かせてくれないけど
また駄目なのと付き合ってるんでしょ?
報告無いって事は…
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初めての彼は
皆に冷やかされて
ムリヤリキスしようとした
逃げて逃げて睨み付けた
卑怯な別れを知らせて来た
まだ子供過ぎて
情けない恋
あんな人最低って思ったけど
次の人も別に最低だったっけ
男の子は皆自分勝手で
理性はないのかと
本気で思ったよ
ずーっとずっと年上の人や
一個上や一個下の人
同級生とも違う学校の人とも
付き合ってみたけど
皆理性的じゃなかったな
今のあなたは今のところ
私にだけは忠実ね
まだ見せてないだけかな
あなたの本性
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声出さないで泣くの
ママは私を好きじゃないの
そんなに悪い子なの
みっちゃんをちゃんとみてるし
おべんきょうがんばってるし
いい子にしてるし
そんなにおこらないでね
ママ大好きだからね
もっと手をつないでね
みっちゃんとママはね
同じへやでねてるの
すみだってママと
ほんとうはだっこしたいよ
声出さないで泣くの