君が僕の真横を歩く

僕は君の横顔を見てる


君からやわらかい香りがする

僕の鼻を擽ってゆく


君が僕のほうに振り向く

君の瞳に吸い込まれてゆく


君が僕に何かを呟く

僕は君に口付けを

貴方が私の真横を歩く

貴方の視線を横から感じる


貴方から香水の香りがする

私の大好きな香りがする


私が貴方のほうに振り向く

恥ずかしそうに見つめ合う


私が貴方に一言呟く

貴方は私に口付けを

墜ちる 墜ちる
暗闇の中

変わらぬ想いが
終わりを告げる


満ちる 満ちる
一筋の光

新たな想いが
始まりを告げる

我等の世界は音のように

決して交わることはない

君と僕のこの距離

もうちょっと縮まらないかなぁ・・・・

その優しさは
貴方の心を狂わせる

その温もりは
貴方の心を色付ける

この通いなれた道

いつも一人で歩いてた


今は通いなれた道

君と二人で歩いてる

冬から逃れて疲れたかの様に



春の訪れに満足したかの様に



夏の予感に脅えるかの様に



散々と




散々と・・・

言葉は

何も

伝えられない



思いは

何も

変えられない

君の『おかえり』

を聞くのは

今日で6日目だね