笑い声は絶え間なく無邪気な冷たさ捕まえて縛り付けて永遠に君に夢中黒髪絡みつくしなやかな白い脚伸ばした指先絶望を知る黒い瞳君は真っ白で真っ白なまま土の中悩ましい唇に紛糾罵詈雑言の誘惑儚く美しい君を閉じ込めた狭い庭時間を止めたまま日陰に咲く美しい腕足音、笑い声、小さな手誘惑、微笑み、冷たい手永遠を閉じ込めた白いワンピース笑い声は絶え間なく今日も僕を惑わせる冷たく拙い誘惑が今日も僕を狂わせる
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