涼秋の部屋
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[3] 紅い景色
時間が流れ
鮮やかに色付く紅葉
その景色を
心と記憶の本に
書きとめて
ただその景色に
酔いしれる
少し肌寒い空の下
2005/11/07 (Mon)
[2] 時季外れの花
季節が過ぎてから
花開いた君は
一人ぼっちで寂しそうに見えた
だけど君は最後まで立派に
自分の役目をやり遂げた
そんな君の姿を見て
心の奥が熱くなった
僕も君みたいになれるのかな?
2005/11/07 (Mon)
[1] 時雨
時々雨が降る
僕を冷たく濡らしていく
濡れるたびに僕の体から熱が消えていく
暖かさを求めて迷い歩き続ける
そして行き着いたのは貴方の差し出してくれた
滴を弾く暖かい
大きな傘だった
2005/11/06 (Sun)
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