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涼秋の部屋


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詩人:涼秋 [投票][編集]

まるで旅をするように風に飛ばされ

飛ばされた君を僕は掴む

それを拒むように

サラサラと手からこぼれ落ちる

見えることのない時を刻む

君はその身に時の流れを感じているの?

そんな僕の疑問を嘲笑うように

君はまた風に運ばれる僕の知らない場所へ

2005/11/07 (Mon)

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