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涼秋の部屋


[8] 優しき終焉
詩人:涼秋 [投票][編集]

鎖に繋れた僕は
何処にも行くことが出来ない

貴方は鎖を外そうと手を差し伸ばす
でも手を掴んだ瞬間
砂のように崩れ去った

結局誰も僕の鎖を
外す事は出来なかった

最期の刻が近付く
貴方の差し出した
手の温もりを抱いて
静かに眠る
最期の刻が過ぎるまで………………………………

2005/11/15 (Tue)

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