ホーム > 詩人の部屋 > 和の部屋 > 悲

和の部屋


[5] 
詩人: [投票][編集]

手の中に包んでいた写真を握りつぶし
あなたを片っ端から忘れるつもり
しわくちゃになった写真は燃やすと灰になった

あっけない

あれだけ大事に撮っておいたものだって
いつかはこのような無残な結果を迎える

ばかみたい

あれだけ大事に愛していた人だって
いつかはこのような悲しい結果を迎える



本当に死んでしまいたい
こんなに酷い気持ち 生まれて初めてだよ

2008/09/03 (Wed)

前頁] [和の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -