朝焼けを迎えたとき太陽が昇って人々も動くとき沈んでまた焼けるとき夜が伴って水増しされたグラスに溺れるとき星巡り知らないで語りに入るとき0と1に拘束された詩人は煮詰まって夢忘れて「微妙」になろうとするいつの日か、薄目で感じた空その誇張を疑わなくなった
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