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慎也の部屋


[136] すれ違い対戦
詩人:慎也 [投票][編集]

ただ手を動かし、
仲間じゃないが、
コトバでは伝わらない本当の信頼
彼に対して背中で語る
楽しませるコトバは嘘を含むから

コトバを共有する自由で楽しい仲間がいても
ひとり、ふたり

でも仲間を超えたところの場所がないから
ひとり、ふたりの仲間を大事といいながら
輪を広げようとする

だからシステマチックな社会で
楽しませるコトバが
空気のように、どっと吹き上がって、
さっと消える
虚しく消える

手が止まってるよ
背中が丸いよ

結局は、ひとり、ふたりの仲間

2014/07/12 (Sat)

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