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慎也の部屋


[64] 公園
詩人:慎也 [投票][得票][編集]

野原に聳え立つユグドラシルに凭れると、
春の香りが心を包んだんだよ

午前2時の星たちは
夜の歌声を聴いてくれたんだよ

眠れない夜に
眠らない星たちは
聴いてくれたんだよ


お返しにって
星の雫がおちる音をくれたんだ


今にも聴こえて居なくなってしまいそうな小さな

小さなオンプだよね
これ、拾ったんだよ
ちゃんとこれ、宛先が描いてあって
僕宛てにって

生まれて初めてのプレゼントが
あんな遠いところからなんて
夢にも思わなかったな、




晴れている空の下


アルペジオはあなたを包んだかな…



また歌ってあげたいよ…



2011/01/13 (Thu)

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