詩人:慎也 | [投票][得票][編集] |
今君は、
かつて誰もが踏みしめて立っていた
スタートラインに
まさに今、
立っている
君の旅は、
今ここからはじまる
でも孤独に負けそうなときもある
世界が悪魔にしかみえないときもある
しかし、かつての発明家たちは
君よりもはるかに手強い孤独感や
悪夢で眠れない夜を
明かしてきている
苦しみにも耐えていた
君の心の
葛藤と恐れに気付くときだってある
だけど君の心は本当のことを知っている
幾つもの勘違いを繰り返して
また繰り返して
勘違いでがんばって
空回りして
繰り返して
ほどいてゆこう
純粋さを置いてゆきそうで
ひとり取り残されそうなとき
ひとり、耐えられないとき、
今、この時があったことを思い出してみるといい
今を、無駄にしないで欲しい
そして深呼吸をしてみるといい
もう、自分のために行っていいよ
おまえはひとりじゃない
ひとりぼっちは怖くなんかない
怖くない
恐れなどない
カリヨンの音が響いている
私の心は今、
青く清く、
燃えている
昔の君とはちがう
直向きに
自分を表現してゆけ、
白く、大きな、キャンバスがある
どれだけでも、好きなだけ、思う存分、えがける
君の人生もおんなじ
究極の、今、
決意、祈り、エール、そして想い出を、
君に捧げる
どこまでも美しく
清らかに
命を知る
愛を知る
地図はない
航海図もない
道しるべでさえもない
ゆけ!
歳を重ねるだけで世界は面白くなるだろう?
ゆけ、
逃げるな、
届け、
ゆけ、
ゆけ、
世界は面白くなるだろう
世界は笑いかけてくれるだろう
想像以上の世界が待っているだろう